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ゲームの進行
1.自分の番になったら、まず資源カードを交換する
- 自分の手番になったら、手札の資源カードを1対1で交換できる。
⇒交換しなくても構わない。
- 交換できる枚数は持っている街道の枚数によって決まる。
- 街道カードを1枚も持っていない場合:
⇒山札とだけ交換できる。
⇒交換できるのは1回(1枚)だけである。
- 街道カードを持っている場合:
⇒山札・市場・他のプレイヤーの手札のどれとも交換できる。
⇒交換できる枚数はA面になっている街道カード1枚につき1回(1枚)である。
(1)山札との交換
- 手持ちの資源カードを捨て、同じ枚数分のカードを山札から引く。
- 山札がなくなったら捨て札を混ぜて山札にする。
(2)市場との交換
- 市場に欲しい資源があれば、手札の資源と交換できる。
- 交換できる枚数は街道(A面)の枚数までである。
(3)他のプレイヤーとの交換
- 交換する相手を決めて、手札の内容を見ずに交換相手のカードを引き、手札から要らないカードを相手に渡す。
- 引いたカードが気に入らなければ、そのカードをそのまま戻しても構わない。
- 資源カードを複数交換する時は、「1枚は市場、1枚は他の人、1枚はまた別の人」という方法で交換することもできる。
2.次に自分の資源を支払って建設カードを獲得する
- 手札の資源を支払って、「街道の建設「開拓地の建設」「都市の建設」「都市拡充」「騎士を雇う」ができる。
- もし必要な資源が手札に無い時には、同じ資源3枚を好きな資源1枚の代わりに使うことができる。
- 支払った資源カードは捨て札にする。
- 1回の自分の番で建設できるのは各種類1つまでである。
⇒種類が異なるものなら複数建設できる。
(1)「街道」が欲しい場合
- 木材1枚+レンガ1枚で建設する。
- 必要な資源を支払って、街道の山札から1枚引く。
⇒準備の段階で、各自1枚ずつの街道を獲得し、A面を上にして置いてある。
- 2枚目以降は、文章やポイントが見えるように、少しずつずらして縦に重ねる。
- 以降、街道を作るたびに、A面とB面が交互になるように置く。
- 街道のB面1枚につき1ポイントになる。
⇒A面はポイントにならない。
(2)「開拓地」が欲しい場合
- 木材1枚+レンガ1枚+小麦1枚+羊毛1枚で建設する。
- 必要な資源を支払って、開拓地の山札から1枚を取って手元に並べる。
- 開拓地を建てた時に、運命カードを裏返すことができる。
⇒裏返さなくても構わない。
- 開拓地は1枚につき1ポイントになる。
- 開拓地の山札がなくなったら、開拓地は建てられない。
(3)「都市」が欲しい場合
- 小麦2枚+鉱石3枚で建設する。
- 必要な資源を支払って、手元の開拓地を1枚裏返し、都市にする。
- 開拓地から都市に昇格するため、手元に開拓地がなければ、都市は建設できない。
- 建設すると同時にカードに書かれた効果が発揮される。
⇒カードには「盗賊の襲撃」と「市場の日」の2種類がある。
- 「盗賊の襲撃」が出たら、運命カードを必ず裏返さなければならない。
- 都市は1枚につき2ポイントになり、開拓地の1ポイントはなくなる。
- <注意>開拓地を都市にするまでは、都市の面に書かれた効果を見てはならない。
(4)「都市拡充」をする場合
- 羊毛3枚+鉱石1枚で建設する。
- 必要な資源を支払って、都市拡充の山札から好きなカード1枚を選び、手元の都市の上に重ねて置く。
- カードは6種類あり、それぞれ効果が書かれている。
⇒その効果は置いた時点からすぐ使えるようになる。
- 同じ種類の都市拡充カードを1人で2枚置くことはできない。
- 「議事堂」は1枚につき4ポイント、他の都市拡充は3ポイントである。
- 都市拡充カードの下にある都市の2ポイントはなくなる。
(5)「騎士」を雇う場合
- 小麦1枚+羊毛1枚+鉱石1枚で建設する。
- 必要な資源を支払って、騎士の山札から1枚引く。
- 1枚目はA面を上にして置く。
⇒以降、B面とA面を交互に置く。
- 文章やポイントが見えるように少しずつずらして縦に重ねて置く。
- B面になっている騎士1枚につき1ポイントになる。
⇒A面はポイントにならない。
3.備考:街道と騎士の持ち主について
- 街道/騎士を建てる時、山札にカードがなければ、隣の人の一番上にある街道/騎士を奪って自分の札にすることができる。
- カードを奪われる人は、運命カードのどちらの面が表になっているかで決まる。
- 白い矢印の面の時は左隣の人、黒い矢印の面の時は右隣の人からカードを取る。
⇒その人に街道/騎士がなければ飛ばして、その次の人から取る。
- 取ったカードは、取った人にとって1枚目ならA面、2枚目ならB面というように交互に置く。
- 都市拡充の「教会」があれば、騎士1枚が保護され、カードを取られずに済む。
⇒その場合は、その人を飛ばして次の人が取られる。
- 都市拡充の「城壁」があれば、街道3枚までが保護され、カードを取られずに済む。
⇒その場合は、その人を飛ばして次の人が取られる。
4.最後に資源カードを引く
- ターンの最後に山札から資源カードを2枚引く。
- A面の騎士カードが手元にあれば、その枚数分追加で引くことができる。
- 資源カードを引いたら次の人の番になる。