効果
第一版（2020/05）
これをこのカードの山札に戻してもよい。そうした場合、これよりコストがちょうど１コイン多いカード１枚を得る。
説明
第一版（2020/05）
このカードをこのカードの山札に戻した場合、カード１枚だけを獲得する。「馬」のようなサプライに無いカードは、その山札に戻す。「共同墓地」のような、山札が無いカードは、山札へ戻すことに失敗する。獲得するカードは、サプライから獲得し、どの種類のカードでも獲得できる。山札に戻したカードよりコストがちょうど１コイン多いカードがサプライに無い場合、何も獲得できない。
＜ゲームの準備（ランドスケープ：移動動物園）＞
イベントカードと習性カードは、ランダマイザーカードと一緒に（カード裏面は異なるが）シャッフルすることができる。このとき、イベントや習性カードはゲームで使う１０種類の王国カードとは別に扱い、イベントや習性カードが公開されたときは表にして、王国カード１０種類が決まるまでテーブルの上に置いておく。通常のゲームでは、１ゲームで使用する「イベント」や「習性」カードは、他の拡張セットに入っている「ランドマーク」、「プロジェクト」カードと合わせて２枚以下になることを推奨する。また、各ゲームで習性カードを少なくとも１枚使用することを推奨する。また、ランダマイザーカードを使って「白金貨」／「植民地」や、「避難所」や、「魔女娘」の災いカードの使用を決定するときは、イベントや習性カードをスキップする。他に、イベント／習性カード（およびランドマークカードとプロジェクトカード）を王国カードと別にシャッフルし、常にそこから１枚か２枚を使ってプレイしてもよい。
＜習性の説明＞
「ドミニオン：移動動物園」には、習性カードがある。習性カードはそれぞれアクションカードに追加の選択肢を与える。プレイヤーはアクションカードを、カードに記載されている通常の能力として使用することができるが、代わりに習性カードに記載されている能力を使用することもできる。習性の能力でアクションカードを使用するということは、そのアクションカードに記載されている能力は使用しないことになる。例えば『＋２コイン』の能力を持つ「羊の習性」を使っていて、その能力を「馬」に使用するときに『＋２コイン』を選択した場合、『＋２カードを引く』と『＋１アクション』は得ることができず、「馬」を「馬」の山札に戻すこともできない。
・習性は王国カードではなく、購入することもできない。習性はテーブルの上に留まり、ゲームのルールを修正する。
・習性は、テキスト中の分割線（※訂正：仕切り線）の下のテキストには影響しない。分割線の下のテキストは記載されていることが起これば、常に発生する。例えば、「街道」を「羊の習性」の能力で使用して『＋２コイン』を得て、「街道」がまだ場にある場合、カードのコストが減る能力は発生する。
・習性の能力を使用したカードを場に置く際に、傾けて置くようにすると、本来の能力で使用したカードと見分けられるので便利である。
・「これ」を参照する習性が何枚かある。「これ」とは習性の能力を使用したカードのことを指す。例えば、「ウミガメの習性」の能力に「これを脇に置く」とある。あなたが「市場」を「ウミガメの習性」の能力で使用した場合、「市場」を脇に置く。
・「女魔術師」も使用するときにアクションカードの能力を変更する。あなたが「女魔術師」の効果を受けている場合、「女魔術師」の効果で『＋１カードを引く』と『＋１アクション』を得る代わりに、習性の能力を使用することができる。
・「牧羊犬」のように、アクションフェイズ以外にアクションカードを使用するときでも、習性の能力を使用できる。
・「首謀者」のようなカードでアクションカードを複数回使用するとき、使用するそれぞれに習性の能力を使用するかどうかを選択できる。使用するカードが持続カードの場合、そのカード自身の能力を１回以上使用した場合に限り、場に残る。そのカードが場に残っている場合、その持続カードが自身の能力で実際に何回使用されたかを、次のターンのために覚えておく必要がある。
・習性を使用するかどうかの選択は、「堀」や「炉」のようなカードの「先に」の能力の後にする。
・「ドミニオン：冒険」のトークンは、習性を使用したカードを使用したときにも適用される。
Text
1st Edition (2020/03)
You may return this to its pile to gain a card costing exactly $1 more than it.
メモ
「チョウの習性」：習性／移動動物園
（ちょうのしゅうせい／ウェイ・オブ・ザ・バタフライ）
＜試訳＞
あなたは、このカードを由来する山札に戻すことにより、そのカードよりもコストがちょうど１コイン多いカード１枚を獲得してもよい。
＜準備＞
（１）使用枚数：１枚。１ゲームに用いるランドスケープ（イベント／ランドマーク／プロジェクト／習性／特性）は合計で２枚以下（ただし、うち習性は１枚まで、同盟は別枠で１枚まで）を推奨している。
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