学校であった怖い話
>二話目(風間望)
>H6

僕は、彼の生と愛と死について考え…………………………………… ……………………………………… ……………やめよう。
そんなこと考えたくない。
何だかやる気をなくしてしまった。
まだ七不思議の二話目なのに、なぜこんな気持ちになってしまったのだろう。

だるい。
なんだか、何もしたくない……。
これは、霊の仕業か?

………。
いや、風間さんのせいだ。
風間さん一人のせいだ。
まったく。
この人はいったい何なんだ?
……あまり、関わりあいにならない方が良さそうだ。
僕は、気をとり直して、次の話を聞くことにした。

「それでは、次の話にいきましょう。
次の方は……」


       (三話目に続く)