学校であった怖い話
>六話目(新堂誠)
>N18

本当かよ。
お前は蚊も殺さないのか?
お前が食べている野菜につく虫は殺されていないっていうのか?
アリを踏んずけたこともないのかよ?

お前、ちゃんと自覚しろよな。
直接的だろうが間接的だろうが、お前は虫を殺しているはずだ。
殺していないつもりでも、殺しているんだよ。
お前のような奴には、死んだ虫たちの痛みなんか分からないんだろうな。

次だ。
お前の恋人が死にそうな目にあったとする。
その時お前が死ねば恋人は助かるという状況のとき、どうする?

お前は恋人のために、自分の命を犠牲にできるか?
1.できる
2.できない