学校であった怖い話 >六話目(風間望) >A14
あれ? ため息なんかついちゃって……。 つまらなかったのかい? そんな顔するなよ。 シャレのわからない奴は、偉大になれないぜ。 おっと、そろそろ、帰らなきゃな。 ……今日はとっても楽しかったよ。 この学校は大きいからな。 もう会えないかもしれないけれど、僕たちのことを忘れないでくれよ。 ……本当に楽しかったなあ。 あっはっは。 (七話目に続く)