学校であった怖い話
>六話目(風間望)
>AH5

「じゃあ、特別に安くしてあげよう」
風間さんは、にっこりと笑った。
そこで僕は、とりあえず一万円札を出し、おつりをもらうことにした。

すると……。
風間さんの目が、きらりと光った。
「ふふふ。本当なら一万円に消費税がついて一万三百円になるはずだったんだがね。
特別に、消費税込みで一万円にしてあげよう……」

むっ
な、なんて人だ。
あっ!
もう一万円をポケットに入れてしまった!
む、む、む……。

「うふふ。じゃあ、占いを始めようかな。
はんにゃらまっか、ほんにゃらまっか、ふんだばだっだ、はーーーーーーっ!!
……見えます。
……色が、見えます。

さあ、君の好きな色を答えてくれ」

……ええい。
もうヤケだ。
こうなったら、その占いとやらを体験してやろうじゃないか。

……なんて答えよう?
1.赤
2.青
3.緑
4.黄色
5.白
6.黒
7.その他