学校であった怖い話
>六話目(風間望)
>AU2

知らない?
君、守護霊様のことも知らないのか?
こいつは、驚いた。
今どき、こんな高校生がいたとはね。
……まあ、仕方ない。
知らないことは恥じゃないぞ。
僕だったら、恥ずかしくて死んでしまうけれど。

まあ、僕は選ばれた人間で、君はただの一般人だからな。
知らなくても死ぬ必要はないぞ。
守護霊様というのはな、君を守ってくれる霊のことをいうんだ。

強力な守護霊様がついていれば、それだけその人の人生は恵まれたものになる。
けれど、ろくな守護霊様がついていないと……。
人生は最悪のものとなってしまうのさ。
ちょっと見たところでは、君の守護霊様はとてもすごい人がついているように思えるが……。

まあ、守護霊様を見る前に、君の前世を占ってやろう。
どうだ、前世を占ってほしいか?
1.占ってほしい
2.占ってほしくない