学校であった怖い話
>六話目(細田友晴)
>D14

今さらなんだい。
僕たちは友達だろう?
楽しい時も、苦しい時もいっしょだろう?
僕はもう、君のことを親友だと思っているんだよ。
だから君に、花子さんの謎を解明してもらいたいんだよ。

親友の僕の気持ち、わかってくれないか。
だから、いいだろう?
行こうよ。
ね?
……うなずいてくれるのかい?
嬉しいな。
やっぱり、僕たちは親友だね。

さあ、それじゃあ、行こう。

……その時だった。
「うわっ!」
僕たちが席を立とうとしたとき、まばゆいばかりの強烈な光を浴びせられた。
眩しい!
いったい、なんだこの光は?
何だ!
何が起きたんだ!?


       (七話目に続く)