学校であった怖い話
>七話目(新堂誠)
>9I5

よし、新堂を逃がしてやろう。
僕は新堂の上からのいた。
その瞬間、新堂は僕を殴り飛ばした。
目から火花が散った。
……気がつくと、僕は新堂に、馬乗りになられていた。

さっきまでと逆だ。
新堂の目が、残忍に光った。
「あばよ、坂上」
その言葉と同時に、僕の首は、一文字に掻き切られた。


       (ドクロエンド)