学校であった怖い話 >七話目(新堂誠) >10E4
僕は、手紙の封を開けてみた。 カサカサと音をさせながら、便せんを開いてみる。 えーと、なになに……。 この手紙を読んだ人は、二十四時間以内に死んでしまいます、だって!? 死にたくなければ、同じ文面の手紙を三通、書いて出しなさい……。 不幸の手紙だ。 よりによって、こんな時に。 不幸に、どーんと追い打ちをかけられた気分だ。 見なければよかった……。 僕は、手紙を戻した。 (→選択に戻る)