学校であった怖い話
>七話目(新堂誠)
>7J4

僕は、窓に近づいてみた。
窓枠には、ほとんどガラスが残っていない。
また、派手に割ったもんだ。
僕は窓から下をのぞきこんだ。

その時、背中を寒気が走った。
誰か見ているのか!?
振り向く。
……でも、誰もいない。
日野が、どこかから見ているんだろうか。

それとも、この旧校舎に潜むという悪霊?
どっちにしても、嫌な感じだ。
僕は窓から離れた。
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