学校であった怖い話
>七話目(新堂誠)
>8B2

◆1回目

僕は、職員室にある机を一つ残らず調べた。
先生が何十人もいるので、すべての机を調べるのだけでかなりの時間がかかってしまう。
大ざっぱに調べたが、大したものは見つからなかった。
もっとよく調べたほうがいいんだろうか?
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◆2回目

僕は、もう一度机の中を調べることにした。
……あった!
……いや、違った。
スタミナドリンクだった。
こんな紛らわしいもの、机の中に置いとくんじゃない!

……おや?
なんだ、ドライバー・セットか。
いや、待てよ。
何かに使えるかもしれない。
ドライバーを持っていこう。

僕は、小型のドライバー・セットをポケットにしまい込んだ。
やはり、アンプルはない。
一体、どこにあるんだ……。
時間だけがいたずらに過ぎていく。
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◆3回目

僕は、もう一度机の中を調べた。
たくさんの机を、何度も捜すのは、大変な作業だ。
これで何も出てこなければ、とんだ無駄骨というわけだ。
……でも、僕は何も見つけられなかった。
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