晦−つきこもり
>四話目(山崎哲夫)
>U5

「いいの! 哲夫おじさんは、今、夢の世界で睡魔と格闘してるから、邪魔なんかしたら怒られちゃう」
「ははっ、それはそうだ」
……あ、哲夫おじさんが大アクビしてる。
やっと目が覚めたみたいね。
でも、もう遅いんだから。

さ、次は誰の話を聞こうかな?


       (五話目に続く)