2025-10-09 (22:00)
やがてこの文章も人間が書いているのか、それともAIが生成しているのか、はたまた猿が無限にタイプライターを叩き続けているのか、誰も判断できなくなるんだろう。そうだ、今日こそこの棒と台を使って吊り下げられたあのバナナを取ってやるんだ。
2025-09-02 (20:52)
何一つ、何一つのことが上手くいかなかったりした時も仕方なく自転車を押して歩いて帰ったんだ。あの日の夕暮れのことは今も憶えているだろう。
2025-08-12 (12:29)
見上げても空は落ちてこないので、少しくらいの寒暖差は毛布をかぶって過ごそうと思う。雨が止んだら供給過多になったハッピーを探しに行こう。
2025-07-31 (11:57)
時間の経過は記憶の中で圧縮される。開き忘れた添付ファイルにとっては、二十年も二十分も同じようなものなのさ。
2025-07-20 (21:53)
休みの日には何してるのって君は訊く、普段の日と同じだよと僕は答える。今日は夏のはじまりだって蝉の声に教えられて、日記を書くためにキーを叩く。左にも右にも行けないので、真ん中のキーを押すんだ。
2025-06-28 (19:48)
唐突に魔王のような夏がやってきて、世界の行く末を不安げに眺めながら立ち尽くすのであった。
2025-06-16 (22:05)
昨日までこたつに足を突っ込んでいたような気がするけれどもうなんか夏みたいだ。この頃の地球は扇風機の羽よりも高回転なんだろう。
2025-05-03 (12:33)
なにくれとなく慌ただしくて散る花のように過ぎてしまった、気づけば空はまぶしく、また夏の前日のような日をカレンダーで確認している。
2025-03-25 (22:24)
目的はなくとも手段はあり、結果はなくとも過程はあるのだ。目を細めずとも行先はあり、振り返らなくとも足跡はあるのだろう。
2025-03-17 (12:38)
いつも正しいことばかり言い続けることは難しいので、時々は適当なことをつぶやかないとね。