ZABADAK > remains > 7. 星狩り


ボンパドールくるくるり
糸まきからめて
もっともっと輝いて満月
ほら ガラスの魚が
まぶたを泳げば
左手で招く猫の目
きらきら

この銀河の星くずのぜんぶ
ひとりじめにしたいむすめ
かごのふたは
あふれそうなのに
背伸びしては
まだ足りない

空の高さ分の
心は遠い淵
迷い込んだ夢から
もう二度とは出られない

川面はケセラセラ
まわるる太陽
きっときっと
あさってもしあわせ
ほら紅色ちょうちょ
追いかける岸辺で
遠くに燃え立つ
地平の夕映え

あなたの愛
あなたのやさしさ
触れるとなぜ
石に変わる

熟れすぎた林檎は
落ちる日まで回る
彼女の星狩りを
もう誰も
止められない

ボンパドールくるくるり
糸まきからめて
もっともっと輝いて満月
ほら ガラスの魚が
まぶたを泳げば
左手で招く猫の目
きらきら

あんな嘘どんな罪
天使の目当ては
もっともっと
ときめいて新月
ほら螺旋の暦が
終りを告げる日
世界が一番
きれいに見える日