学校であった怖い話 >一話目(岩下明美) >A3
知ってたんだ。 そうよね。同じクラスだものね。 知らないわけないわ。 ……ごめんなさい、話を続けましょうね。 内山君はね、みんなに助けてほしかったのよ。 学校に来るのはつらい。 けれど、お母さんに心配をかけるわけにはいかない。 だから、黙って学校に通ってきてたの。 いつか、クラスメートが助けてくれることを信じて。 あなた、内山君のこと、助けてあげたの? 1.助けてあげた 2.助けなかった