学校であった怖い話
>三話目(風間望)
>AM7

わかった、占ってみよう。
こっくりさん、こっくりさん、お答えください。
坂上君の……。

(す・く・つ・ぼ・ら・ど・ん・ぱ)

うわあーっっ、こ、こっくりさん、申しわけありませんっ!!
じ、十円玉ではだめなのですね!
わ、わかりました、お帰り下さいっ……!
……………………………………… ……………………………………。

坂上君、これはだめだ。
やはり、十円玉ではだめなんだよ。
今、高級霊のこっくりさんが来てくれたんだが……。
僕らが間に合わせの十円玉で儀式を行ったことを怒っておられた。
だめだ。これ以上、十円玉では試せないよ。

五百円玉さえあれば、確実に今の質問について、占ってあげられたのに……。

君、本当に五百円玉を持ってないのかい?
もう一度探してみなよ。
あればすぐに、占ってあげるからさ……。
1.隠していた五百円玉を出す
2.出さない