学校であった怖い話
>五話目(福沢玲子)
>C6
「……ん、ここには何もないね」
福沢さんは、僕が指し示したロッカーを開けると、ほっとしたような表情を見せた。
ロッカーの中には個人の荷物が入っていた。
水中眼鏡や、スイミングキャップなどだ。
瀬戸さんが使っていたというロッカーには、今何が入っているんだろう。
使用禁止になっているということだから、何も入っていないんだろうか。
「坂上君、何考え込んでるの?」
福沢さんが、僕の顔を覗きこんできた。
「ねえ、次はどのロッカーを開ける?」
(→この選択肢以外の選択を行う)