学校であった怖い話
>五話目(福沢玲子)
>C5

そうそう、男は度胸だもんね。
行くっきゃないよ。

大丈夫。
部室の鍵なんて、針金で開いちゃうもん。
私ね、こういうの得意なんだ。
……内緒だよ。
……さあ、入るわよ。
今日はね、部活のない日だから。
誰もいないって。

……うわあ、びしょびしょだねえ。
みんな、きちんと片付けないのかなあ。
それとも、これが瀬戸さんの呪いだったりして。

わー、ロッカーたくさんあるね。
確か、右側のほうが瀬戸さんのロッカーって聞いたんだけれど……はっきりした場所はわからないもんなあ。

一応、右側のロッカーは八つあるわね。
どれかわからないから、片っ端から開けてみようか。

……開けると何が起きるんだろうね。
もしかして、瀬戸さんの亡霊が出てきたりして。
……今の女子水泳部では、絶対に開けるなっていわれてるらしいから。

きっと、誰かが開けて、とんでもないことが起きたんだよ。
でも、坂上君は大丈夫でしょ?
覚悟はいいわね。

ねえ、どれを開けてみる?
1.一番右
2.右から二番目
3.右から三番目
4.右から四番目
5.右から五番目
6.右から六番目
7.右から七番目
8.一番左

※アタリの選択肢は最初から決まっている。ハズレの選択肢には内容に順番があり、一度選んだ選択肢はなくなる(ここでは便宜上8をアタリとする)


◆四話目で新堂が消えている場合、アタリの内容が変わる(ここでは便宜上8をアタリとする)
8.一番左