学校であった怖い話
>五話目(福沢玲子)
>G6

「きゃーーーーーっ!!」
福沢さんは、大声で叫んだ。
「いやあーあああーーーーーっ!!」
一体どうしたというんだろう。
ロッカーの中には、特に恐れるものは入っていないのに……。

もしかして、彼女には見えるのか?
僕の目には映らない、霊か何かが……。
「福沢さん!! どうしたんだ!?」
僕はそう叫ぶと……。

「冗談よ。
ふふ、驚いた?
さっき、脅かしてくれた仕返しよ」
福沢さんが、ころころと笑った。

……まったく。
疲れるなあ。
もう早く終わらせたい。
次のロッカーをさっさと開けよう。

さあ、どれにしようか……。

(→この選択肢以外の選択を行う)