学校であった怖い話
＞六話目（風間望）
＞AP6

………。
この焼却炉はね、君の心の中を意味するんだよ。
君が、炎の中身を思いつかないということは……。
自分が今何をしたいのかが、よくわかっていないということだ。

君は、ただ何となく生きている。
君がそのつもりじゃなくても、そういう一面は間違いなくあるはずだよ。
そんな君の前世は……。
うーん、だんだん読めてきたぞ。

君の前世は……。
最後に、この写真を見てくれ。

これは、屋上から下を見下ろした所だ。
……どうだい？
これを見て、何か感じないかい？

思い出せよ。
君が、天国にいた頃のことを。
そして、その前に……。
前世で、何をしていたのかを……。
どうだい？
思いつくことをいってごらん。

君は……。
１．人間だった
２．蝶だった
３．花だった