学校であった怖い話
>七話目(新堂誠)
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新堂は、僕とは違う種類の人間なんだ。
僕は、あいつを敵に回して勝つ自信がなかった。
構えていた腕をゆっくりと下ろす。
「……すいませんでした。僕は、あなたとケンカをしたいわけじゃないんです」

新堂が、けげんそうな顔をした。
「へえ、急におとなしくなったな」
「僕はただ、アンプルが欲しいだけなんですよ。お願いですから、どこにあるか教えてください」
僕は、おとなしく頭を下げた。

新堂がナイフを下げた。
「ふーん……そこまでいうなら、考えてやってもいいぜ。ただし、俺の家来になるんならな」
どうする?
1.断る
2.家来にしてもらう