学校であった怖い話 >七話目(新堂誠) >5I4
「すいませんねえ」 僕は謝った。 細田は、涙目で僕を見上げた。 「僕は、こんなことしたくないんです。でも生きるためにはしょうがないんだ。わかってくれますよね?」 「う……」 細田が、コクコクとうなづく。 まるで、僕の機嫌を損ねたら、命はないとでも思っているみたいだ。 (→選択に戻る)