学校であった怖い話
>七話目(新堂誠)
>5V2

◆細田との戦いで薬品棚のガラス戸を壊していない場合(1回目)

それじゃあ、薬品棚を捜してみよう。
でも、開かない。
鍵がかかっているらしい。
僕は、のぞくだけで我慢した。
見たところ、いろんな薬ビンが並んでいる。

その中に、例のアンプルに似たアンプルも、いくつかある。
僕は目を凝らした。
場合によっては、棚のガラス戸を壊さなくてはならないかもしれない。
……でも、目に焼きついた、あのアンプルはなかった。
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◆細田との戦いで薬品棚のガラス戸を壊していない場合(2回目)
◆細田との戦いで薬品棚のガラス戸を壊していた場合(1回目)

僕は、もう一度、薬品棚を見た。
たくさんの薬が並んでいる。
この中のどれかが、解毒剤と同じ役割を果たしてくれはしないだろうか?

……でも、待てよ。
副作用で、毒の効き目が強くなるということだって、考えられなくもない。
やっぱりやめておこう。
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