学校であった怖い話
>七話目(新堂誠)
>7AF9

「……わかりました」
僕はひざまづき、日野の靴に顔を近づけた。
やらなければ、殺されるんだ。
情けなさに涙ぐみながら、僕は靴をなめた。
「どうやら本気のようだな。立ち上がれ」
日野は、僕を立たせた。

「それじゃあ、おまえを殺人クラブの仲間と認めよう。これを飲めよ」
ホッとする間もなく、アンプルが渡された。
今度のは小さめで、液体の色も薄青い。
「今度のは毒じゃないぜ」

日野は、そういってニヤニヤしている。
飲んでみるか?
1.飲んでみる
2.飲まない