学校であった怖い話
>七話目(荒井昭二)
>C9

◆1回目

僕は、福沢さんを捜すことにした。
福沢さんの教室に行くと、福沢さんは、何人かの女の子たちと楽しそうにおしゃべりをしていた。
僕が手を振ると、気づいたようで手を振り返してくれた。
そして、小走りに近づいてきた。

「どうしたの、坂上君? あ、私に会いたくなっちゃったわけ?」
「それより、大変なんだよ。昨日、僕たちは確かに荒井さんの話を聞いたよね」
福沢さんが、また心配そうな顔をした。
どうも、昨日の夜の僕の行動と重ね合わせているらしい。

「……どうしたの?
頭、大丈夫?」
「いいから、答えてくれよ。僕たちは確かに荒井さんから人形の話を聞いたよな?」
福沢さんは、僕の迫力に圧倒されたのか、小さく頷いた。
やはり、福沢さんも見ていた。
(→選択に戻る)



◆2回目

さっき、福沢さんから話は聞いた。
ほかを当たろう。
(→選択に戻る)