学校であった怖い話
>七話目(風間・岩下)
>A3

早苗ちゃんて、福沢さんが話していた不思議な女の子だっけ?
確か、身体の中におじいさんやらおばあさんが住んでいて、テストのことやこれから起きることを教えてくれるっていっていた、不思議な女の子。
どうして彼女がここに……?
まさか、彼女が七人目?

彼女は、福沢さんの言葉には答えず、僕たち一人一人を品定めするように見回した。
そして、僕の目を見た途端、彼女の動きがぴたりと止まった。
「……あなた、坂上君?」
何だか、とても不思議な印象を与える子だ。

福沢さんのいう通りかもしれない。
……どうしよう。
素直に認めたほうがいいんだろうか。
1.はいと答える
2.いいえと答える