学校であった怖い話
>隠しシナリオ2(田口真由美)
>D10

「私、やってみます」
私、思わず答えちゃった。
坂上先輩、すごく嬉しそうだった。
でも、問題はあるのよね。
私、怖い話は好きだけれど、この学校の七不思議なんて全然知らないもの。

「……じゃあ、学校の七不思議に詳しい連中を七人集めとくよ。……そうだな。明後日がいい。明後日もう一度部室に来てくれないか?
それまでに、七人とは話をつけておくから」
なんて、用意がいいんでしょう。
坂上先輩、最初から私が話を受けると思って、考えていたのかしら。

結局、話はそれで終わってしまった。
ほかに期待していたことは、何も起こらなかったけど……。
ま、いっか。

……そして、二日後。
今日が約束の日。
どうする?
新聞部に行ってみようか?
1.行く
2.行かない