晦−つきこもり
>六話目(真田泰明)
>D3

そう、彼の処女作だったよね。
その作品はサスペンス物で、フィクションとは思えない鬼気迫るものだった。
当時のサスペンスファンは、その作品に恐怖し、そして歓迎したんだ。
彼が次々と世に送る作品は、彼のファン以外の人々に歓迎された。

俺も当時、結構サスペンス読んでてさ。
あのサスペンスをドラマ化したくて、テレビ関係の仕事についたぐらいだ。
そして、とうとう俺はそのチャンスを掴んだ。

葉子ちゃんは、尾岳の小説を読んだりするかい。
1.大好き!
2.少しだけ読む
3.あんまり好きじゃない