晦−つきこもり >六話目(真田泰明) >2S3
その扉は開かなかった。 「ここの鍵はないな………」 俺はそう呟いた。 「まあ、いいじゃないか………。行こうよ」 花田さんが俺の背後でそういう。 そしてみんなはその言葉に促されるように、その扉を離れた。 (→一階左廊下に戻る) (→全ての部屋を回った場合)