晦−つきこもり
>六話目(真田泰明)
>4C2

俺達は一番奥の部屋に入った。
ここはベッドが2つある部屋だ。
みんなは部屋のあちこちに散り、床を調べ始める。
俺も床にひざまずき、調べ始めたが特に変わったところはなかった。
向こう側では、ベッドをずらし、その下まで調べている。

しかし成果は上がっていないようだ。
「泰明さん、どうですか」
河口君は俺にそう聞いた。
俺は小さく首を振った。
「じゃあ次の部屋を調べましょう」
みんなはその部屋で出た。

(→一階向かいの扉の中に戻る)