晦−つきこもり
>六話目(山崎哲夫)
>A3

葉子ちゃん!!
これだけじゃ、わかったことにはならないよ!!
自分の話は、すごく怖いんだから!!
聞いてくれなきゃ困るよ!!
早く話したくて仕方がなかったんだから!!
はあはあ……な、葉子ちゃん。

じゃあ、続きを話すからな。
……あれは、十九の頃だった。
自分は、テレビで見た特番に触発されてな。
未開のジャングルへ、伝説の恐竜を探しに行ったんだよ。
1.もういい、もうわかった
2.おじさん最高! もっと話して
3.なんだか眠くなっちゃった