晦−つきこもり
>六話目(藤村正美)
>A1

いよいよ私の番ですのね。
葉子ちゃん、私たち看護婦のことを、どう思っているのかしら。
よくいわれるように、白衣をまとった天使?
それとも、生と死に寄り添う不可思議な魔物?
うふふ……非科学的なことをいうと思うでしょうね。

ただの冗談に聞こえるかしら。
1.聞こえる
2.聞こえない