晦−つきこもり >七話目(前田和子) >AB2
「いいから、やってやるって!」 手を強引に掴まれる。 「ちょっと、向こうむいててくれよ」 そういい、良夫はマジックで、すばやく私の手に落書きをした。 「……良夫!!」 まったく、なんて奴! 「何で怒るんだよ、おまじないっていっただろ?」 1.そうか、ごめん 2.そんなの、信用できない