晦−つきこもり
>七話目(鈴木由香里)
>R2

<ほほう、いきなりそんなことを聞いてくるとは! 君ってかなり大胆な子だね。まぁ、その気持ちはわかるが……。僕に惚れてしまったんだろう?>
……なんだか、私、質問を間違ったって気がしてる。

<別に隠さなくったっていいさ。
実際、僕はもてるからね。ふぅっ、つくづく僕っていう奴は罪な男さ。
よし、君には、僕も精一杯お答えしよう。僕の好きなタイプは……瞳はつぶらで潤んだような眼差し。肌はエメラルドのように輝くグリーン。それから、細くてしなやかな触手……。こんなところさ>

……………………………………… ……………………………………… ……………………………………… …………………。

<どうしたんだい? わかった!
あんまりにも美人なんで絶句してるんだ。まぁ、これはあくまでも理想だからさ。本当のところをいうと、あまり好き嫌いはないんだ。
老若男女、みんな好きさ。当然、君のことだって大好きだよ。

どうだい、うれしいかい?>
1.はい
2.いいえ