学校であった怖い話
>三話目(風間望)
>AK7

「お断りします」
僕がそう言うと……。
風間さんは、すねてしまった。
「風間さん?」
呼びかけても返事をしてくれない。

「あの、風間さん?」
「………」
「話を先に進めたいんですけど」
「………」
「しょうがないですね。
それじゃ、次の人の話を……」

次にいこうとすると、風間さんは黙って僕のシャツを引っ張った。
……なんなんだこの人は。
「は、離してください」
風間さんは、悲しそうな目をして僕を見ている。

……まいった。
このままでは、らちがあかない。
1.しょうがないから五百円玉を出す
2.それでもお金は出さない