学校であった怖い話
>五話目(風間望)
>L2

……ふふふ、わかってしまったようだね。
君は、勘がいいんだなぁ。
僕は、困ってしまうよ。
僕が一生懸命隠しても、こんなにすぐばれちゃったらつまんないなぁ。
そう、そうだよ。
僕は、異次元を住みかとしている異次元人だ。

そう、名前はヤパーレ人という。
いったいヤパーレ人は、人間界になにをしに来たのか……。
坂上君、これは事件だよ!!
……どうだ、怖かっただろう。
これで、七不思議の新聞はばっちりさ。

よかったな、坂上君。
さあ、次の人の話に行こうか。
……………ちょっと。
そんな……、終わりなの?
これで、終わりとはあんまりだよ。

風間さんの、あんな話につきあった僕が馬鹿だったんだ。
これじゃ、とても記事にならない。
こうなったら、彼になんとかしてもらわないと。
1.まじめに話をしてもらうように頼む
2.異次元人だという証拠を見せてもらう