学校であった怖い話
>五話目(風間望)
>O4

「いえいえ、風間さんを信用していないわけじゃありませんよ。僕はちゃんと、風間さんを信用していますからね。ええ、信用していますとも!!」
僕は、力んでいた。
こういうことは、勢いでいわないととてもいえない。
ありがとう、坂上君。
僕は、とても嬉しいよ。

僕の、秘密を話しても、誰も信じてくれないんじゃないかと心配していたんだよ。
君の、その一言が聞きたかったんだよ。
でも、取りあえず僕が妖怪であるという証拠を、ここで見せたほうが記事にもしやすいだろうしね。
そういって彼は、僕の方に歩いてきた。

坂上君いいかい、目をつぶってくれ。
僕がいいというまで目を開けてはいけないよ。
僕は、風間さんのいう通り目をつぶった。

……………………………………… ……………………どうしたんだ。
全然、なにも起きないじゃないか。
いったい、いつまでこうやっていればいいのだろう。
1.我慢できずに、目を開けた
2.我慢した