学校であった怖い話
>五話目(風間望)
>Q4

僕は言った。
「やっぱり、ちょっと信じられませんよね」
……僕の、秘密を話しても、誰も信じてくれないんじゃないかと心配していたんだよ。
君も、僕のことを信じてくれないんだな。

……わかったよ。
でも、僕にも妖怪の意地があるから自分が妖怪だっていう証拠を示してあげるよ。
取りあえず僕が妖怪であるという証拠を、ここで見せたほうが、坂上君も記事にもしやすいだろうしね。

そういって彼は、僕の方に歩いてきた。
坂上君いいかい、目をつぶってくれ。
僕がいいというまで目を開けてはいけないよ。
僕は、風間さんのいう通り目をつぶった。

……………………………………… ……………………どうしたんだ。
全然、なにも起きないじゃないか。
いったい、いつまでこうやっていればいいのだろう。
1.我慢できずに、目を開けた
2.我慢した