学校であった怖い話
>六話目(新堂誠)
>A3

そうこなくっちゃ、おもしろくないぜ。
よし、さっそく行こう。

……俺も、こういうときじゃなきゃ図書室なんて来ないからな。
実をいうとな、俺もその本を見るのは初めてなんだ。
だって、そのほうがおもしろいだろ?

……さあ、ついたぜ。
ちょっと待ってくれ、本の場所を調べるからな。
……これだ。
これに間違いない。
どうだ?
なんて書いてあるか読めないだろ。

何でも、古代文字らしいんだけどな。
それにしても薄汚れた本だぜ。

それでな、坂上。
お前に頼みがあるんだよ。
もちろん、俺の頼みを聞いてくれるよな?
1.聞きます
2.ご遠慮します
3.内容を聞くまでは何とも……