学校であった怖い話
＞六話目（風間望）
＞J12

……ピンポォーーーン。
……悲しいかな、それが現実だ。
君はこの世に生を受ける前、実はオオサンショウウオだったのだ！
……ショックかい？

でも、くじけちゃだめだぞ。
オオサンショウウオだって、生き物だ。
食べると美味だともいうぞ。
ただ生きているだけじゃなくて、食料にもなるなんて、なかなかグレートな奴じゃないか。

そんなオオサンショウウオが君の前世だったなんて、誇ってもいいことだぞ。
いやあ、すばらしい、あっはっは。

はーーあぁ。
あー、疲れた。
……いやあ、笑った、笑った。
なかなか楽しい会合だったじゃないか。
久しぶりに、ちょっとした怖い話も聞けたし、僕は満足だよ。

それじゃあ、七人目も来ないし、このへんでお開きといこうか。
１．一万円返せという
２．守護霊様の話はどうなったのか、尋ねる
３．あまりに馬鹿らしい話なので、いくらなんでも怒ってみる