学校であった怖い話
>七話目(新堂誠)
>4N4

しょうがない。
僕は、少し手を緩めてやった。
すると、風間は手を振り上げた。
あわてて上げた腕に、ガツンと何かがぶち当たる。
こいつめ!
僕は再び、奴の首を強く締め上げた。

「や、やめろ……!」
風間の手から、カンナがこぼれ落ちた。
これで殴ろうとしたのか。
もう少しで、頭をやられるところだった。

風間は、首を絞められながらも薄ら笑いを浮かべている。
どうする?
1.殴る
2.さらに首を締め上げる
3.頭を棚にぶつける
4.放してやる