学校であった怖い話
>七話目(新堂誠)
>4D5

もう、奴に遠慮することはない。
首を締め上げたまま、戸棚の中に風間の顔を突っ込んだ。
「ぎゃっ!」

ものすごい音がしてガラスが割れ、その中に風間の頭を押し込んだ。
ガラスで頭を切ったのか、風間の額から一筋の血が流れ落ちていた……。
「……殺すぞ」
僕は、風間の耳元でそういってやった。
「ゆ……許して! わ、悪かった!」

途端に、風間は人が変わったように僕に許しを乞うた。
……僕が許してくれと頼んだとき、こいつらは笑っていやがった。
それなのに、こいつは今、手のひらを返したようにおとなしい。
「な、何でもしますから、許してください。
お、お願いです!」

「何でもする? 本当か?」
僕は念を押した。
「は、はい!」
風間は、何度も大きく頷いた。

頷くたびに、風間の頭から血が流れ落ちた。

どうする?
1.もう一度殴る
2.どうして殺そうとするのか聞く
3.アンプルがどこにあるのか聞く
4.逃がしてやる
5.縛っておく


◆「4.逃がしてやる」を5回選ぶと結果が変わる
4.逃がしてやる