学校であった怖い話
>七話目(新堂誠)
>4O3

僕は、もう少し棚を捜す振りをした。
ガラスに映った影が、だんだんと僕に近づいてくる。
僕の真後ろに立った。
そして、手を振り上げた。
……今だ!
僕は、そいつに肩から体当たりをかました。

「ぎゃっ!」
不意をつかれて、そいつはもろに僕の体当たりをくらい倒れた。
僕は、そいつにおどりかかった。

風間だった。
「きさま!」
僕は、風間の首を締め上げた。
風間は苦しそうに呻き声をあげた。

「く……苦しい。離してくれよ。死んじまうだろ?」
どうする?
1.もっと首を締め上げる
2.すこし、ゆるめてやる