学校であった怖い話 >七話目(細田友晴) >BL4
「でも、もう遅いし。やっぱり、明日にしましょう」 「何だよ、白けるなあ」 細田さんはむくれた。 「それなら、坂上君は一人で帰りなよ。話してください、先生」 「ああ、いいとも」 先生が気軽にうなずいた。 細田さんは、僕に振り向いた。 「じゃあね、坂上君。バイバイ」 そんなこといわれても……。 一人で帰っていいんだろうか? 1.いいといわれたんだから帰る 2.やっぱり話を聞く