晦−つきこもり
>三話目(山崎哲夫)
>N5

うん、自分もそうしようと思ったんだ。
また明日も登らなければならないからな。
少しでも寝といた方がいいだろうと思って、そのまま寝ることにしたんだ。
三十分ぐらいたっただろうか。

……自分は相変わらず寝付けずにいた。
眠いことは、眠いんだがな。
なんだか寝苦しいっていうか、寝付けないんだよ。
そうしていると、また外から人の話す声が聞こえてきたんだ。
あいつら、まだ起きてるのか……。

まったくしょうがない奴らだな。
自分は、そう思ったんだ。
ここは、注意した方がいいかな?
1.注意する
2.放っておく