晦−つきこもり >七話目(山崎哲夫) >G3
「ねぇ、みんな……」 私は、それとなく探りを入れてみることにしたの。 「不思議ね。こんなに石にまつわる話が多いなんて……。まるで、何かに操られてるみたい……」 私は淡々と喋りながらも、みんなの表情を伺ってたわ。 だけど、みんなは顔色一つ変えないで私の話を聞いてる。 どうしよう……? 1.もう少し様子をみる 2.怒ってみる 3.思い過ごしということにする