学校であった怖い話
>二話目(風間望)
>A7

「あのー、ちょっと待ってもらえます?」
「……何だ。せっかく話す気になったのに水を差さないでくれないか」
「ひょっとして、学校の食堂は、とてもまずいとかいう話じゃないでしょうね?」
「……なんだ、君も知っていたのか。そうなんだよ。あの食堂はまずいだろ?

あんなにまずいのに人が入るのは、安いからだな。あの定食のことを思い出すと、想像を掻き立てられてしまう。あー、気分が悪い」
風間さんが青ざめていたのは、そのせいだったのかもしれない。

どうしよう。
この人にこのまま話を続けてもらっても、怖い話は望めそうにない。
もう諦めて次の人にバトンタッチした方がいいのだろうか?
1.もう一度、我慢してみよう
2.もういい加減に、次の人の話を聞こう


◆一話目で岩下が消えている場合
1.もう一度、我慢してみよう