学校であった怖い話
>四話目(岩下明美)
>A2

あら、はっきりいいきるじゃないの。
ひょっとして、あなたって自意識過剰なタイプなんじゃないの?
町中で、鏡やガラスに映った自分をいちいち横目で見てチェックしてしまうんじゃない?

その度に、自分はなんてカッコいいんだろうって陶酔してたりしてね。
ふふふっ。
そうね、私もはっきりいわせてもらうけど、あなたは少なくとも私のタイプじゃないわね。
いやだ、そんな顔しないでよ。
でも、他の人はカッコいいと思うかもしれないじゃない?

あっ、ほら、うなずいている人がいるわよ。
ふふ、よかったわね。
それでね、唐突なんだけど、坂上君て雨は好きかしら。
1.好き
2.嫌い
3.どっちでもない