学校であった怖い話
>七話目(細田友晴)
>U8

「ちょっと悪ノリしすぎじゃないですか。僕はいい考えだとは思えないんですけど」
僕の言葉に、細田さんは怒ったようだった。
「君ねえ、それでも新聞部員かい!?
現場に飛び込んで、スクープを取るくらいの根性がなくって、勤まるわけ!?」
かなり興奮している。

細田さんの声は、やけに荒々しかった。
鼻息まではっきりと聞こえてくる。
……どうしよう。
1.わかりました。今から行きます
2.いい加減にしてください。僕は眠いんです!
3.一人で行ってくださいといって電話を切る